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読書にはレベルがある

2024-07-15 0

長さ: 短

読み口: 中

独自性(視 / 論): 中 / 高

 普段どこまで考えてますか?というテキストの続き。

普段どれくらい考えてる?
Contents
  • レベル1:知識の取得
  • レベル2:思考のトリガー
  • レベル3:答え合わせ
  • 補足と言うか結びと言うか

 まあ、これはどちらかと言えば実用寄りの読書に関する話で、純然たるエンタメ書籍や時間つぶし系書籍に対する読書には適用しなくて良い。

 読書にはレベルみたいなものがある。
 ここでのレベルというのは、その書籍自体の難解さとは別軸のもので、本を読む側の目的という軸でのレベルを指し、凡そは段階的に上がっていくものとする。
 とは言え、何冊読めば段階が上がる、というような判りやすく色分けされたものではなく、グラデーション的に変化していくもの、という性質をイメージしてもらいたい。

 これはあくまで経験則で、今のところは3段階までしか見えてない。もしかしたら、もっと先の段階があるかも知れない。
 個人的に把握している限りでは以下のようになる。呼び名が適切かどうかは知らんが、感覚的表現と思ってもらえば良い。

  • レベル1:知識の取得

  • レベル2:思考のトリガー

  • レベル3:答え合わせ

 経験則で感覚的なモンである以上、万人に共通なんて話ではない。参考程度に流してくれれば幸い。

レベル1:知識の取得

 まあ、大体はここからスタート。
 本に知識を教え授けてもらう目的での読書だ。

 そこに書かれていることが言わば「先生の言葉」であり、読者は生徒としてその本に向き合うことになる。

 今まで知らなかったことを授けてくれるので、このレベルの読書体験が全ての起点であることは間違いない。

 とは言え、このレベルの話は特に深堀りするようなモンでもないので、その時々の状況合わせで手に取った本を読み漁れば良いです。

レベル2:思考のトリガー

 レベル1の読書体験で取り込んだ知識群を自分で扱えるようになると、読書中に物思いにふけるタイミングが増えてくる。
 ここでの物思いとは、本に書かれた何らかの一節をトリガーとして、自分の置かれた境遇や、伝聞した状況に対して、思考を巡らせることを言う。
 実体験に適用してシミュレーションする、と言った方が近いかも知れない。

 こういう体験を自覚するようになると、本の選び方にも変化が生まれる。
 レベル1の頃に比べると、目先の実用性のニーズは薄れていき、所謂「示唆に富んだ」内容を好むようになる。別の言葉で言い換えると「考える上でのヒント」を求めるようになる。
 何となれば、数千円の専門書のうち、たったの一節・一行だけでも思考のトリガーが得られれば良しとする、ぐらいになってくる。

 このレベルに至れば、知識の定着が起こり、自分の言葉で考える習慣が身に付いてきた、と言って良いだろう。

 少々余談ぎみになるが、知識が定着するということは、何もその内容を記憶したことを指すのではない。自分の言葉として取り込み、これを目の前の課題に適用することを「思い付けるかどうか」を言う。
 
知識と活用場面を一対一対応するだけでは、それは単に例題パターンで全てが説明できると思い込んでいるようなもので、実用に至れているとは言えない。
 ちなみに、このレベルになると「役に立つ」というのが即物的な意味合いだけでは無くなり、むしろ応用を指した言葉であると認識できるようになる。

レベル3:答え合わせ

 レベル2での読書を重ねるうち、「副産物的に」知識も増えていき、これが一つの学問分野に絞ったものであれば、本屋に並ぶ専門書の多くに対して「何が書かれているか」が、凡そは想像できるようになる。
 思考の習慣化と深化に伴い、ある程度の理論的な枠組みも自分で構築できるようになってくると、今度はその答え合わせのために本を読む段階に移る。

 答え合わせに先立って、その自分で考えた枠組みが、どのジャンルに属するのかを照合する作業も含まれてくる。
 別に特定の学問領域を専門とした枠組みでない限り、それは普段の生活にある課題を説明したものになる以上、特定の一分野だけで構成されていることの方が少ない。そのため、特定の一分野だけに答えを求めると、片手落ちになったり迷宮入りしたりする。
 このレベルにおける本選び=答え選びを通じて、社会というものの学際性を強く実感することになるだろう。(実際には逆。社会の一要素を抽出して精錬したものが学問。なのだが、うかうかすると普段自分の生息する社会に最適化しすぎて、この当たり前を見逃しがち。)

 また、答え合わせであると言ったが、これは単純な〇か×が付くものでは無く、部分点評価になる。
 専門家でもない気楽な身の上としては「大筋を外していないかどうか」や「別解はあるか」「致命的な抜けや漏れは無いか」ぐらいをチェックすることを指して「答え合わせ」とする。(流用できそうなヒントが見つかれば御の字、という考えも含まれるが、あくまで副産物なので大きくは期待しない。)

 このあたりになると、本に書かれていることの捉え方にも当然変化が生じており、そこで書かれたことを絶対の正解と捉えるのでは無く、前提条件を意識して読む癖が付いているはずだ。さらに自分の中での評価軸というのもここまでである程度は形成されているはずなので、それと本の中で語られている「見解」とをすり合わせするセンスも身に付いているだろう。

 この段階での読書は、己の評価軸と手に取った本との「対話」と化していく。

補足と言うか結びと言うか

 人間の脳の仕組みと、単純な時間当たりの経験量には限界があるので、レベルの移行には必然的に時間がかかる。間違っても、一足飛びで段階を移行できると考えてはいけない。
 また、レベル2以降は社会の中での体験が必須材料になってくるので、若いうちはどうしてもレベル1で留まりがちだ。知識の上滑りが起こりがち、とも言える。(もちろん、若い人でも疑似体験などで代替は可能だが、誰でもホイホイ出来るかというと、それは別の議論になってくる。)
 逆に言えば、ある程度の年数を重ねるにつれ、読書レベルの向上は体感しやすくなる。とは言え、日々を無為に過ごすだけでは条件不足で、いかに身の回りに目を向けて、蓄積した知識と繋げてみるか、が一つのポイントになってくる。
 初めに触れた通り、レベル分けに明確な線引きは無いので、ある一時点を取り出せば、レベル間の行き来は普通に起きる。読書体験の含有率の違い、ぐらいで捉えるのが精神衛生上も無理がかからなくて良い。

 少なくとも、レベル2に上がる頃には、自分の言葉で物事を捉える癖が付き始めるはずなので、そのへんにプカプカ浮いてる「都合の良い言葉の書かれた浮き輪」に安易に飛び付くことは減っていくだろう。

 読書のレベルというものが存在しますよ、という観点があるだけでも、先にあるものが意識出来て良いんではなかろうか。

 レベル4以降もあるんだろうけど、まだ影も形も見えてない。
 全く別の何かなのか、螺旋階段を上るように、次元を上げたレベル1が待っているのか。
 ちなみに、ChatGPTに聞いてみても一般論を繋げたピントのボケた見解しか返ってこなかった。やはり自分で到達して何ぼの世界ということか。


読書論
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